カテゴリ | [太田誠司] |
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GOOD・コメント | GOOD 0 コメント 7 |
投稿日時 | 2014/05/15(木) 13:14 |
自律神経を語る上で、まず人はどうして極度の緊張を与えられると何故、胸がドキドキするのか? それを理解しないといけません。 人は脳で考えて身体を動かしたり、休んだりするというのが常識です。 普通に考えると、極度の緊張やストレスによって何故胸がドキドキして、頭の中が真っ白になったりするのでしょうか? 人は極度の緊張やショックな出来事に遭遇すると、交感神経優位になり心拍変動が乱れると言われています。 心拍変動の乱れ? 専門的に言うと、心拍と心拍の間のRR波が乱れるとドキドキ感を感じます。 心拍というのは、もともと無意識の中の意識と言われており、コントロールが できません。 ただ、もうひとつ無意識の中の意識と言われている呼吸と連動させることは 可能です。 たとえば、今日は一日ゆっくり心臓を動かそうとか、一日ゆっくり呼吸しよう みたいな事は不可能です。 但し、呼吸については1分程度でしたらコントロールできます。 皆さん覚えがありませんか? 子供のころ、緊張する場面に遭遇した時、深呼吸しなさい。 そう言われた事が。 深呼吸を続けると心拍変動が安定してきます。 では、どのような呼吸法が良いか? 私が担当しているプロアスリートが緊張する場面に遭遇した時に必ずさせているのが、ゆっくり息を吸い、その倍ぐらいの時間をかけてゆっくり息を吐く。 極度の緊張の時は、息を吐き続ける。 ハァ、ハァ、ハァ、という感じで吐き切ります。 良く、何秒間吸って、何秒間で吐くのが良いみたいな事を聞きますが、 とにかく徹底的に息を吐く事を繰り返すと、背中のラインが温かくなり 緊張が取れてきます。 プロ野球の投手やプロボクサーが息を吐きながら腕を動かすと無駄な力が 抜けて筋力を出し切れると言います。 人は無意識に力を入れて筋力をロスしてしまいます。 息を吐く事を意識付けして、緊張感の中でリラックスし、最大限に筋力を使えるように自分自身をコントロールできる事がプロアスリートとって大事な事だと思います。 |
モチベーションコントロール |
自律神経と筋肉、身体の連動性について |
今回から |
1:ピカツル翼 さん 投稿日:2014/05/16(金) 17:23 |
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いいこと教えていただきました。 |
2:ダックママ さん 投稿日:2014/05/16(金) 20:07 |
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自律神経は色々な病気の原因にもなるので |
3:7☆☆☆☆☆☆☆ さん 投稿日:2014/05/17(土) 22:33 |
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吐き続けます、どこまでも~ 不適切なコメントを通報する 0 |
4:バチオ さん 投稿日:2014/06/04(水) 03:04 |
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なるほど 不適切なコメントを通報する 0 |
5:名無し さん 投稿日:2014/08/25(月) 15:11 |
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とても分り易い説明で勉強になります。 |
6:魔子 さん 投稿日:2015/06/09(火) 14:15 |
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勉強になりました。 不適切なコメントを通報する 0 |
7:神山雄二郎 さん 投稿日:2016/04/04(月) 00:08 |
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極度な緊張は息を吐き切った方がいいのですね。勉強になります。 不適切なコメントを通報する 0 |