競輪ファン、競輪関係者の皆様へ。 私達SS11として行動を共にした23人は、選手会に対して一連の行動に対して謝罪し、退会届けを撤回しました。今回の行動でファンの皆様や競輪関係者にも混乱を招いた事を深くお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。謝罪の内容は退会届けの出し方に不備が有ったこと、事前に選手会に相談しなかったことで、結果として競輪界に混乱を招いたことに関して謝罪しました。私達は競輪の発展を願ったうえでの行動でしたが、もっと慎重に考えるべきだった思います。 改革のスピードを求めるあまりに焦ってしまったのだと思います。 今でも競輪が良くなって欲しいと思う気持ちに変わりはありません。自分を育ててくれた競輪をたくさんの人に見てもらい、人が走る競輪のドラマを知って欲しい思っています。 後輩選手には大勢のファンの前で走れる喜びを味わって欲しいと思います。自転車競技を愛する子供たちには『競輪選手は職業としても素晴らしいから頑張って目指しなさい』と堂々言えるようになって欲しい。今回、SS11として活動しようとした23人の、一人一人の細かい部分の考え方は微妙に違っても、競輪発展を願う大きな思いは全員同じです。 これから選手会の綱紀審議委員会によって制裁について審議があります。決まったことは如何なる制裁も受けます。ただ、それは自分の競輪を思う気持ちに対して制裁を受ける訳ではないので、その気持ちだけは、誰が何と言おうと絶対に捨ててはいけないと思ってます。今回の対応に追われ、和歌山G3が終わってから、練習をする時間がほとんど無かったので体力がかなり落ちています。皆様の前でいつ走れるかは解りませんが、期待してくれるファンの皆様がいる以上は気力を振り絞って頑張りたいと思います。この度は皆様に御迷惑や御心配をおかけして申し訳ありませんでした。村上義弘