日本ダービー

皆さん、こんにちは。

今日は競輪とは関係ない事ですが、嬉しいことがあったので書かせて頂きます！

御存知のかたも多いと思いますが、
昨日、競馬の日本ダービーが行われました。

普段から親交があり、この競輪ステーションでも対談をさせてもらったことがある、
武豊騎手とキズナのコンビが見事にその栄冠を勝ち取られました！

私が今年の日本選手権競輪を優勝したとき、
武豊騎手から祝福の電話を頂きました。

『ユタカさん、お先にダービーの栄冠を頂いときましたよ』
と言うと、
『今年は俺もやるよ。俺がダービーを勝ったらタブル祝勝会をしよう』
という約束を見事に果たしてくれました！

あの人はかっこよすぎる！

僕は競馬の事がすごく詳しい訳ではないので、
あくまでも素人目線になりますが、
スタートからゴールまでユタカさんの筋書き通りに運んだように見えました。

後方から数えた３～４番手に位置しても焦ることなく、
内よりで流れに沿って脚を溜めて、
直線に向いた瞬間に自分が勝つためのコースに迷いなく入って、
最後は計ったように追い込んだ競馬は、
素人の私でさえ『美しい勝ちっぷり』だと感じました。

この数年、ユタカさんがケガで苦しんでる姿を見てました。

2010年の春頃に落馬で負った大怪我で、
ダービーへの出走を断念せざるを得なかったときのユタカさん悔しい気持ちや、
復帰してからも満足いく結果が残せず大変苦しい時期だったことを考えると、
同じ勝負の世界に生きる人間として、このダービー制覇の快挙は本当に嬉しいし感動させてもらいました。

今年の１月にユタカさんと食事をしました。
私のグランプリの優勝を改めてお祝いして頂いたときの事です。

お酒がすすみ、酔っぱらってくるといつものように、
お互いの仕事に対する思いを語り合っていたときの事。

ユタカさんが
ヨシくん、また頑張って競輪でダービー獲ってよ。やっぱり俺達ホースマンの目標はダービーなんだよ。競輪もダービーはG1の中でも違うでしょ。』

この熱い思いがあったからこそ、また立ち上がり、
この最高の舞台に帰ってこれたんですね。

本当に良かった。

天才の天才ではない部分を近くで見られたことは、
私にとっても勉強になりましたし、大きな刺激になってますから。

これからは私自身が復活した武豊騎手に刺激を与えられる立場になれるように頑張ります。

また近いうちに約束していたタブル祝勝会を開きたいと思います！
(私の優勝は少々引っ張り過ぎな感じもしますが…)