間もなく開幕!【GⅠ】第24回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントin弥彦競輪場!
親王牌競輪は自転車競技で活躍している選手を中心に選抜されるつため、未来のオリンピック代表やメダリスト候補達が多く選出されています。今回は5月18日(月)に別府競輪場で行なわれた第62回全日本プロ選手権自転車競技大会(通称全プロ)で好成績を収めた選手を注目選手としてピックアップ!競輪だけじゃない!自転車競技を支えるトップアスリートたちに注目だ!
全日本プロ選手権自転車競技大会 ケイリン 入賞選手
新田 祐大
福島・90期
S級1班
競走得点
119.13
全プロ ケイリン
第1位
☆初日第12R“日競選杯”に出場予定☆
直近4ヶ月の成績 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 68.7% | 75.0% | 75.0% |
2015年G1・G2出場成績 | レース名 | 競輪場 | 成績 | 全日本選抜 | 静岡 | 1.1.7.1 | 日本選手権 | 京王閣 | 2.1.1.1 | 共同通信社杯 | 防府 | 1.1.1.2 | 高松宮記念杯 | 岸和田 | 4.1.失 |
寛仁親王牌 歴代成績 | 年 | 競輪場 | 成績 | 2008 | 前橋 | 1.7.2.7 | 2009 | 青森 | 3.9.8.3 | 2010 | 前橋 | 9.3.1.8 | 2011 | 弥彦 | 4.1.9.4 | 2013 | 弥彦 | 9.1.4.2 |
GⅠ連覇が期待された宮杯は3日目準決勝で落車&失格の憂き目。状態が心配されたが、擦過傷で済んだのが不幸中の幸い。後期に入った今シリーズは、そろそろ暮れの大一番を睨んで走るのもいいのではなかろうか。新田のことだから、自分のことよりも後ろを固めてくれる先輩方のことを考えて走るんだろうが、それでいいのだ。グランプリでラインを強固なものにするためにも、あと一人くらいは北日本から選出されてほしいと願う。新田-山崎芳仁(福島・88期)-◯◯・・・ん~~あとひとり誰になる!?
大塚健一郎
大分・82期
S級1班
競走得点
113.22
全プロ ケイリン
第2位
☆初日“特別選抜予選”に出場予定☆
直近4ヶ月の成績 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 38.0% | 42.8% | 42.8% |
2015年G1・G2出場成績 | レース名 | 競輪場 | 成績 | 全日本選抜 | 静岡 | 3.5.2.7 | 日本選手権 | 京王閣 | 3.8.4.3 | 共同通信社杯 | 防府 | 6.6.2.7 | 高松宮記念杯 | 岸和田 | 6.5.4.1 |
寛仁親王牌 歴代成績 | 年 | 競輪場 | 成績 | 2003 | 前橋 | 6.5.5.3 | 2004 | 前橋 | 6.2.1.4 | 2006 | 前橋 | 4.7.1.4 | 2007 | 前橋 | 8 | 2008 | 前橋 | 3.失 | 2009 | 青森 | 2.4.2.5 | 2010 | 前橋 | 3.5.1.4 | 2011 | 弥彦 | 6.3.1.8 | 2012 | 弥彦 | 3.5.2.1 | 2013 | 弥彦 | 5.4.3.失 | 2014 | 弥彦 | 6.2.1.5 |
先の宮杯では白虎賞スタートのアドバンテージを活かしきれず悔しい結果となった。最終日の負け戦を1着で飾ったものの、3日目までは目標と共倒れのレースが続き、大塚らしさを垣間見ることができず寂しい限りだった。直前の地元別府GⅢでは初日特選と3日目準決勝で落車。地元記念での決勝進出を逃し、ここも悔しい結果となってしまった。今度こそは自力で掴んだ特選スタートのアドバンテージを活かしたい。初日特選組から準決勝フリーパスのローズカップへ進むことができるのは2着までと激戦必至だが、厳しい捌きと的確なハンドルワークで権利を物にする。
南 修二
大阪・88期
S級1班
競走得点
111.38
全プロ ケイリン
第3位
☆初日“特別選抜予選”に出場予定☆
直近4ヶ月の成績 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 5.2% | 21.0% | 47.3% |
2015年G1・G2出場成績 | レース名 | 競輪場 | 成績 | 全日本選抜 | 静岡 | 7.失 | 日本選手権 | 京王閣 | 5.2.5.3 | 共同通信社杯 | 防府 | 3.5.6.3 | 高松宮記念杯 | 岸和田 | 4.7.7.失 |
寛仁親王牌 歴代成績 | 年 | 競輪場 | 成績 | 2010 | 前橋 | 5.1.落 | 2011 | 弥彦 | 1.失 | 2012 | 弥彦 | 1.2.5.4 | 2013 | 弥彦 | 失 | 2014 | 弥彦 | 7.7.1.4 |
昨年は全プロでケイリンを制して理事長杯のシード権をゲット。今年は3着に食い込んで特選シードをゲットと、本家本元の競輪ではカニ歩き一辺倒気味にもかかわらず、ケイリンではちゃんとタテに踏めているようだ。南のような仕事の荒いマーク職人は近畿地区で唯一無二の存在。身体を張って近畿の機動型たちを守ってくれ。
全日本プロ選手権自転車競技大会 スプリント 入賞選手
中川誠一郎
熊本・85期
S級1班
競走得点
112.50
全プロ スプリント
第1位
☆初日第12R“日競選杯”に出場予定☆
直近4ヶ月の成績 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 22.7% | 45.4% | 50.0% |
2015年G1・G2出場成績 | レース名 | 競輪場 | 成績 | 全日本選抜 | 静岡 | 1.3.5.1 | 日本選手権 | 京王閣 | 2.1.8.7 | 共同通信社杯 | 防府 | 5.2.8.2 | 高松宮記念杯 | 岸和田 | 9.1.8.2 |
寛仁親王牌 歴代成績 | 年 | 競輪場 | 成績 | 2003 | 前橋 | 2.8.6.5 | 2004 | 前橋 | 8.6.1.9 | 2005 | 青森 | 9.2.1.8 | 2007 | 前橋 | 6.5.6.1 | 2008 | 前橋 | 8.5.7.1 | 2009 | 青森 | 9.8.1.4 | 2010 | 前橋 | 9.2.4.7 | 2011 | 弥彦 | 9.1.4.3 | 2013 | 弥彦 | 8.5.5.8 | 2014 | 弥彦 | 6.1.2.6 |
2014年アジア大会スプリントの金メダリスト。九州地区を代表する機動型でダッシュ力とトップスピードは超一流。さらに磨きのかかったタテ攻撃で別線を圧倒したいところだが…位置取りに淡白なのが玉に瑕だが、労をいとわず位置取りにこだわれば、タイトル奪取も夢物語ではない。
河端 朋之
岡山・95期
S級2班
競走得点
102.42
全プロ スプリント
第2位
☆初日“特別選抜予選”に出場予定☆
直近4ヶ月の成績 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 21.0% | 31.5% | 36.8% |
2015年G1・G2出場成績 | レース名 | 競輪場 | 成績 | 出場記録なし |
寛仁親王牌 歴代成績 | 年 | 競輪場 | 成績 | 2013 | 弥彦 | 7.8.9.9 | 2014 | 弥彦 | 9.9.9 |
グレード戦線でも、あっと驚く先行捲りを打つことも稀にあるが、上位との力の差は歴然。ナショナルチームに選抜されている脚力の持ち主だけに、あとはレースの組み立て次第で大化けする可能性を秘めている。GⅠ戦線は未だ未勝利で、今シリーズは、まず1勝を目標に奮起してほしい選手のひとり。
雨谷 一樹
栃木・96期
S級2班
競走得点
100.39
全プロ スプリント
第3位
☆初日“特別選抜予選”に出場予定☆
直近4ヶ月の成績 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 13.0% | 30.4% | 34.7% |
2015年G1・G2出場成績 | レース名 | 競輪場 | 成績 | 出場記録なし |
寛仁親王牌 歴代成績 | 年 | 競輪場 | 成績 | 2013 | 弥彦 | 4.9.8.8 |
高校時代からスプリントで頭角を現し、ジュニアでは華麗な経歴を誇っている。非凡なダッシュ力が持ち味の雨谷だが、そのダッシュ力の良さ故に下位戦では、後ろの選手がダッシュに付けきれず離れてしまい、援軍のないまま逃され大敗するケースが目立つ。河端朋之同様GⅠ戦線は未だ未勝利で、今シリーズは、まず1勝を目標に果敢な逃走劇を披露する。
全日本プロ選手権自転車競技大会 1kmタイムトライアル 入賞選手
渡邉 一成
福島・88期
S級1班
競走得点
116.28
全プロ 1kmT.T.
第1位
☆初日第12R“日競選杯”に出場予定☆
直近4ヶ月の成績 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 64.2% | 64.2% | 64.2% |
2015年G1・G2出場成績 | レース名 | 競輪場 | 成績 | 全日本選抜 | 静岡 | ― | 日本選手権 | 京王閣 | 8.3.1.2 | 共同通信社杯 | 防府 | 8.1.1.1 | 高松宮記念杯 | 岸和田 | 1.1.4.4 |
寛仁親王牌 歴代成績 | 年 | 競輪場 | 成績 | 2005 | 青森 | 失 | 2006 | 前橋 | 9.7.9.4 | 2007 | 前橋 | 9.7.4.7 | 2009 | 青森 | 7.9 | 2010 | 前橋 | 6.2.2.4 | 2011 | 弥彦 | 1.9.2.4 | 2013 | 弥彦 | 2.3.8.2 |
6月取手GⅢで約1年ぶりとなる記念優勝を飾ると、続く宮杯は連勝で準決へ勝ち進んだ。その準決では捲り届かず僅差の4着で終わり、惜しくも決勝進出を逃してしまったが、近況の渡邉は速い、安い(オッズ)、強いの三拍子が揃っている。回転系の渡邉にとってギア規制が追い風になっているのが好調の要因のひとつと言えるが、共同通信社杯で新調したフレームが、かなりマッチしているらしく、それが最大の好調の要因といえよう。全プロで1kmTTを制し、理事長杯スタートの権利を得た。初日が苦手な渡邉にとって、これは大きな大きなアドバンテージ。新田祐大とともに決勝に勝ち上がり、北日本旋風を巻き起こしていただきたい。
竹内 雄作
岐阜・99期
S級1班
競走得点
109.00
全プロ 1kmT.T.
第2位
☆初日“特別選抜予選”に出場予定☆
直近4ヶ月の成績 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 28.0% | 40.0% | 44.0% |
2015年G1・G2出場成績 | レース名 | 競輪場 | 成績 | 全日本選抜 | 静岡 | 8.1.5.8 | 日本選手権 | 京王閣 | 1.9.4.5 | 共同通信社杯 | 防府 | 8.1.9.9 | 高松宮記念杯 | 岸和田 | 7.1.1.2 |
寛仁親王牌 歴代成績 | 年 | 競輪場 | 成績 | 2012 | 弥彦 | 7.7.6.8 | 2013 | 弥彦 | 5.8.8.7 | 2014 | 弥彦 | 3.9.9.2 |
宮杯初日は番手の志智俊夫(岐阜・70期)が絡まれ逃げる竹内との口が空き、裸逃げ同然となってしまった。結果7着大敗を喫してしまったが、2日目以降はパーフェクトなレース脚を披露し、オール2連対で宮杯を終えた。本当にもったいない。。。今シリーズは特選スタートの権利を得た竹内。初日は失敗してええんや…くらいの気持ちで臨み、別線を一蹴する鮮やかな逃走劇を披露してくれ。逃げていれば、いつか必ず結果はついてくるってなもんだ。
早坂 秀悟
宮城・90期
S級1班
競走得点
110.04
全プロ 1kmT.T.
第3位
☆初日“特別選抜予選”に出場予定☆
直近4ヶ月の成績 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 27.2% | 45.4% | 50.0% |
2015年G1・G2出場成績 | レース名 | 競輪場 | 成績 | 全日本選抜 | 静岡 | 2.3.7.8 | 日本選手権 | 京王閣 | 2.7.8.4 | 共同通信社杯 | 防府 | 4.8.失 | 高松宮記念杯 | 岸和田 | 2.9.1.5 |
5月高知FⅠ、6月熊本FⅠで連続V。いずれも長走路を早めの仕掛けから逃げ切っての優勝で、特に高知は番手無風の成田和也(福島・88期)に差しを許さない圧巻の逃走劇を演じた。層の厚い北日本勢の中でも機動力は屈指で、持ち味であるカマシは強烈。ビッグ戦線でも上位陣相手に台頭できる脚は備わっている。
全日本プロ選手権自転車競技大会 4km個人追い抜き競走 入賞選手
北津留 翼
福岡・90期
S級1班
競走得点
107.26
全プロ 4km個抜き
第2位直近4ヶ月の成績 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 21.7% | 39.1% | 39.1% |
2015年G1・G2出場成績 | レース名 | 競輪場 | 成績 | 全日本選抜 | 静岡 | ― | 日本選手権 | 京王閣 | 1.9.9.1 | 共同通信社杯 | 防府 | 4.2.9.8 | 高松宮記念杯 | 岸和田 | ― |
寛仁親王牌 歴代成績 | 年 | 競輪場 | 成績 | 2006 | 前橋 | 6.2.8.6 | 2007 | 前橋 | 1.9.8.1 | 2009 | 青森 | 8.2.9.9 | 2010 | 前橋 | 7.8.7.1 | 2011 | 弥彦 | 9.9.9.2 | 2012 | 弥彦 | 2.2.8.9 | 2014 | 弥彦 | 8.1.5.7 |
強いには強いが軸にして買いづらい。買わずにいたら一発が決まる。そんなファンも多いのでは?逸材揃いの90期の中で出世街道を歩んできた北津留だが近況は…。浅井康太(三重・90期)に抜かれ、新田祐大に抜かれヤキモキしているに違いない。ここで腐ってはならんぞ、北津留。6月宇都宮GⅢで復活の片鱗を見せたものの、その後は低空飛行が続きなかなか波に乗りきれない。ここいらで一発! GⅠの大舞台で見せ場を作ろうぞ!
佐藤 朋也
秋田・89期
S級1班
競走得点
102.22
全プロ 4km個抜き
第3位直近4ヶ月の成績 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 13.6% | 31.8% | 36.3% |
2015年G1・G2出場成績 | レース名 | 競輪場 | 成績 | 出場記録なし |
寛仁親王牌 歴代成績 | 年 | 競輪場 | 成績 | 2007 | 前橋 | 4.1.9.4 | 2008 | 前橋 | 9.1.9.6 | 2009 | 青森 | 1.9 |
ラインの先頭でも後ろを固めても卒なく何でもこなせる選手。FⅠ戦だが、6月大宮、富山と連続で決勝入りを果たしており目下気配は良好。富山の決勝では結果捲られはしたが、逃走劇を演じ見せ場を作っている。本来の主戦法は捲り追い込みで、車券を持っていたら届くのか? 届かないのか。。。ハラハラドキドキさせてくれることうけあい。万一届けば…特別競輪なら高配当必至!強心臓の方におすすめできる選手です。
※4km個人追い抜き競走第1位の岡嶋登(大阪・99期)選手はA級1班所属のため寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントには出場しません。
(TEXT:けんごろう)
※2015年7月9日現在のデータです。
※レース結果の太字は決勝入り、赤字は優勝を表しています。
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