イギリス渡航①

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カテゴリ [武田豊樹]
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投稿日時 2013/10/14(月) 15:18

競輪ステーションをご覧の皆様こんちには。

先日ブログでご報告させていただきましたが、
今後の自分のパフォーマンスを向上させるために
先月イギリスで勉強をしてきました。


限られた期限の中で
ロンドン、マンチェスター、バーミンガムと周るハードなスケジュールでしたが、
そこで得られたものはこれまでの人生の中で最も濃いものだったと思える程でした。


今回イギリスに渡った最大の目的は
""ワットバイク""の有効的な使い方を、その第一人者に直接指導してもらうことでした。


ワットバイクは簡単に説明すると室内でトレーニングするためのエアロバイクの一種ですが、
英国自転車連盟公認のマシンで、ペダルの感覚は本物の自転車そのものです。
もちろん自転車競技だけでなく、
ヨーロッパ各国ではワットバイクを使って有望なアスリートの選定にも使われていて、様々なスポーツ選手がトレーニングに組み込んでいるマシンです。


多くの競輪選手も使用していて、自分も室内トレーニング用に保有しているのですが、
一流アスリートを育成する有効な手段として取り入れられているにも関わらず、その性能を活かしきれていないことを感じていました。


競輪選手になってからちょうど10年が経ちましたが、
これまで誰かに指導してもらったことはほとんどありません。


競輪学校に入る前にオーストラリアで1年間自転車競技の勉強をして、
競輪学校で学んだことと組み合わせ、
選手としてデビューしてからは全て独自でトレーニングをしてきました。


このやり方で結果を残すことも出来て、
自分のトレーニング方法が間違っていたと思ったことはありませんでしたが、
今年に入ってからはレースに出場しても力が発揮できないことが多くなっていました。

年齢的な衰えを感じていたところに高知での事故があり、
これまでのトレーニング方法を見直す良い機会ではないかと思うようになりました。


自転車競技世界一の強さを誇るイギリスにて
ワットバイクの有効活用を学びたいと以前より考えてはいたのですが、
ワットバイクジャパンの責任者、大木満氏に相談したところ、
イギリスの責任者に取り計らっていただけることになり、実現することが出来ました。


イギリスではこれまでの自分の競輪人生を否定されるような
ショックな出来事もありましたが、
それ以上に素晴らしい出会いと思いもよらない収穫を得ることが出来ました。

そしてこれらの経験が自分自身を見つめ直すきっかけにもなり
今後の競輪に対する考え方も良い方向に変化したと思っています。


今回のブログだけではお伝えしきれない程濃密な内容なので、
続きは次回のブログでお話したいと思います。


引き続き更新して行きますので、
今後ともよろしくお願い致します。



ロンドンの街並み



ワットバイク



ワットバイクの原型


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この記事へのコメント

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1:神山雄二郎 さん 投稿日:2016/04/14(木) 00:23

独学でやってこられたんですね!凄いです。

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