競輪ファンの皆様、選手の皆様、そして高知競輪場施行者の方々を始めとする競輪関係者の皆様、この度はご迷惑をお掛けして本当に申し訳ありませんでした。競輪はファンに支えられているスポーツであるにもかかわらず、ファンの皆様をがっかりさせるようなレースとなったことをお詫び申し上げます。今回のレースに関しまして、言い訳はありません。結果が全てであり、その結果をどう捉えるかは人それぞれだと思いますが、自分自身では競輪選手として未熟な部分があり、それが表立ってしまったことを深く反省しております。レース当日は阿竹選手の欠場により2分戦になったことで、自力選手の根田選手を意識せざるを得なくなりました。今の自分の調子と根田選手の強さを比較して、先行させてはならないと判断し、根田選手を前で牽制しながら自分の仕掛けるタイミングを探ることだけに集中しきってしまいました。決して単騎の中村選手を気にしていなかったわけでは無いのですが、後ろに意識を持って行きすぎたため、前との距離を把握することが出来ず、車間が空いてしまっていることに気が付くのが遅くなってしまいました。自分には自力型としての意地があり、特に今回は単騎ではなく3番手を選択してくれた選手のためにも、ラインの先頭として頑張らなくてはならないという気持ちがありました。その結果、根田選手との勝負に気を取られ過ぎ、今回のような結果を招くことになってしまいました。これがレース中の素直な気持ちであり、自分の意地を通してでも勝負したかったという気持ちだけはご理解いただきたいです。もし言い訳に聞こえたなら申し訳ありません。しかし、いくら自分のレーススタイルを貫くためだとはいえ、多くの方々にご迷惑をお掛けしてしまうことはもっての他だと思いますので、二度と同じ過ちを繰り返さないよう、自分の競輪を見直したいと思います。まだ制裁は決定していませんが、制裁が下りた際にはしっかりとそれを真摯に受け止めレースに復帰した際はファンの皆様の為に車券に貢献出来る走りをしたいと思います。そして、競輪界全体にも貢献出来る選手のひとりとして認めてもらえるように頑張っていきたいと強く思います。この度は本当に申し訳ありませんでした。最後になりましたが、皆様からのたくさんのコメントとライバルでもある村上義弘選手のブログを拝見させていただき、非常に勇気付けられ、まだまだこれからも頑張っていかねばという気持ちになりました。多くの皆様に見守っていただけていることに心より感謝します。本当にありがとうございます。