All Japan Selection keirin 私的展望

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カテゴリ [けんごろう] [16’全日本選抜競輪] [レース展望]
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投稿日時 2016/02/09(火) 18:00

けんごろう

1974年3月生まれ。男。大の巨人ファン。神山信者。
同郷の北川景子が好き。競輪ステーションスーパーバイザー。




めん食らえ!!
第31回読売新聞社杯全日本選抜競輪 GⅠ/久留米競輪場

 いよいよ11日(祝)から4日間、GⅠシリーズの幕開けとなる「第31回読売新聞社杯全日本選抜競輪」が久留米競輪場で開催される。久留米でGⅠが開催されるのは、平成3年第7回の同大会以来、実に25年ぶりとなる。4半世紀という長い時を経てGⅠが開催されるというんだから、足繁く通う地元ファンたちは、きっとめん食らったに違いない…!?

 ちなみに25年前に開催された第7回大会の覇者は鈴木誠(千葉・55期)で、特別競輪初優参を果たした吉岡稔真を相手に逃げ切ったらしい。(当時少年だった僕は競輪のけの字も知りませんですた…)老練の追い込み選手として、今現在も上位で活躍している御年50歳のまこっちゃんだが、パッキパキの起動型として活躍していた時代もあったんだぁーとしみじみ。

 輪界のトップ選手が一堂に会する今開催は、KEIRINグランプリ2015覇者・浅井康太をはじめ、S級S班はもちろんのこと、各地区、都道府県より選抜された精鋭108名が久留米バンクに集結する。


■選考基準■
・選考期間は平成27年6月~11月までの6ヶ月で開催時S級在籍
(1) S級S班在籍者
(2) 過去3回以上優勝した者(開催時S1)
(3) 各都道府県における開催時S1在籍の平均競走得点第1位の者
※選考時において1年以上同じ都道府県に在籍している選手に限る
(4) 全国を8つに分けた地区毎の平均競走得点第1位~第3位の者
(5) 残余は平均競走得点上位者


 ま、読んで字のごとく「全日本」から「選抜」されるのだから、いわば競輪版熱闘甲子園のようなもんだと解釈できる。

中部勢が総力を結集
今節を支配するのは中部勢でしょ…!?


 昨年のGⅠ戦線は、北日本3勝、関東2勝、九州1勝と相も変わらず東高西低となったが、今年はこの構図が大きく変貌すると予想、いや、予言、いやいや断言してしまおう。山口兄弟や山田裕二、濱口高彰や海田和裕、小嶋敬二らがタイトルをたらい回しにしたアノ時代……ずばり! 中部の黄金時代が再来し、中部勢が競輪界をけん引する年となると断言する。

 KEIRINグランプリ2015を制した浅井康太の安定感は輪界屈指で言うことなし。2011年のオールスター以来、GⅠタイトルから遠ざかっているが、今年はなんといっても白い勝負服1番車のチャンピオンユニフォームの重責を担っているだけに、活躍に期待が持てる。地位は人を作るとも言うしね。今年こそ、タイトル奪取でグランプリ出場権を獲得してほしい。

 中部黄金時代再来の鍵を握っているのは、なんといってもこの人だろう。そう、深谷知広なんだが、昨年末の伊東GⅢから今年初戦の大宮GⅢ、高松GⅢを圧倒的な強さで制し、記念三連覇を達成。特に伊東GⅢ決勝では強さが際立っていたな。二段駆けの南関勢、中団からまくる近畿勢を、33バンクでは圧倒的に不利な位置8番手、最終2角から仕掛け、イエローライン付近を踏み続けて、怒涛のごとくまくり追い込んで優勝を飾っている。4角を回って優勝を確信したに違いない和田真久留は度肝を抜かれたことだろうな。まぁ、みなさんもご周知のことだろうけど、完全復活を果たしたと一応お伝えしておく。

 東の浦山、西の乾を凌ぐほどの先行マニア。昨年はオールスター、競輪祭とGⅠ連続優参を果たした、徹底的に徹底的過ぎる徹底先行型の竹内雄作の存在も頼もしい。吉田敏洋も近況のレースっぷりをご覧になればおわかりの通り。いわき平GⅢ準決で魅せた吉田(拓矢)潰しには痺れたなぁ。結果的には吉田拓矢に先着を許す格好になってしまったが、ここ一番のあの好気合は鬼気迫るものを感じた。グランプリは次点に泣いた金子貴志にしても、昨年中盤の怪我でGⅠ一本を棒に振ることさえなければ、賞金の上積みに成功してグランプリ出場圏内に食い込んでいたかもしれず、まだその力は衰えてきたようには思えない。寺内大吉記念杯で覚醒した山内卓也はその後もリズムよく侮れない存在。ほかにも柴崎兄弟や小さな巨人etc…中部勢の戦力は充実しまくっている。ここに待ったをかけられるのは果たして…!?

 記念戦線でいまいち元気のなかったS級S班の選手たちも、この大会に照準を合わせて仕上げてくるだろうし、90期以降の若手の台頭も目覚ましい。今年の競輪界のけん引役は果たして誰になるのか? そんなこんなを占う意味でも、今年一発目のGⅠに注目していこうではあーりませんか!


独り言
 ボートレース界は「ニュージェネレーション」と呼ばれる桐生順平や毒島誠など、若手が目覚ましい活躍を見せている。これを競輪界に無理くり当てはめてみると、1月立川GⅢは原田研太朗が平原、新田らを相手にまくってV。1月和歌山GⅢは郡司浩平が稲垣、村上らを相手にこちらもまくってVと、それぞれがビッグネームを相手に記念初優勝を飾っており、新旧交代の波がちょっとだけ押し寄せて来たんちゃう? と感じさせる圧巻のレース内容だった。原田にいたっては昨年ビッグ優参は3回を数え、大器の片鱗をうかがわせており、ここにきてようやく記念初Vを飾り開花した。
 新世代の旋風が競輪界を吹き荒れ、勢力図が大きく変わる日もそう遠くないかも知れないな。
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この記事へのコメント

投稿者 投稿者入力 さん
コメント
0/500
1:名無し さん 投稿日:2016/02/10(水) 13:26

またniconicoでないの? がんばって!

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2:名無し さん 投稿日:2016/02/10(水) 16:43

そろそろ世代交代して、若い選手にも頑張ってほしいね。いつも同じ面子じゃあね。

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3:又三郎2015 さん 投稿日:2016/02/11(木) 07:29

予想の通りになればいいんですけど・・・?
期待しておきます。

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4:名無し さん 投稿日:2016/02/11(木) 23:35

平原調子乗りすぎだと思いません?

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5:名無し さん 投稿日:2016/02/12(金) 18:54

成田がいないと寂しい……(泣)

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6:6-全-金 さん 投稿日:2016/03/02(水) 13:11

若手の台頭に期待したい。世代交代ができていないことも増えているから。

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7:N級品 さん 投稿日:2018/09/25(火) 21:10

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