競輪初心者講座 (17)

色々な自転車競技

一言に自転車競技と言っても、"ケイリン"の様にトラックで行われるレース(トラックレース)もあれば、一般道を使ったレース(ロードレース)もあります。

さらにはオリンピック種目にもなっているメジャーな競技から、まだ競技人口の少ない種目まで様々です。

ここでは、自転車競技に分類されるものをカンタンな説明つきでご紹介致します。

トラックレース

自転車競技場で行われるレース。
バンク(トラック)は全速力でも速度が落ちないように角度(カント)が付けられている。
1周の長さは、海外では250mが基準となっているが、日本では"競輪"の影響で、400mの競技場がほとんどである。(競輪場によっては333mや500mのバンクもある。)

ロードレース

主に舗装された道路を自転車で走り、ゴールまでの着順や、所要時間を競うレース。
走る距離は数km程度のものから、1日で300kmもの距離を走るレースもある。
どのレースも基本的には個々の成績を競う個人競技だが、複数人のメンバーが役割を分担して一つの目標に向けて走ることも多く、団体競技の様な展開になりやすい。

その他の自転車競技

マウンテンバイクやバイシクルモトクロス(BMX)で行われるレースをはじめ、様々な自転車競技が存在します。
中には室内で行われるサイクルサッカーや、フィギュアケートのように自転車で技を演じるサイクルフィギュア等、普段なかなか目にすることの出来ないスポーツまでもが自転車競技の中に含まれます。

このように、自転車競技と一言に言っても、競技場所から形式まで全く異なる種目が混在しています。
しかし、この中の全てがオリンピック種目として採用されているわけではありません。

そこで、次のページでは、オリンピック種目に採用されている自転車競技について、説明させていただきます。


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