競輪初心者講座 (10)

開催期間について

競輪は365日、日本全国のいずれかの競輪場で開催されていますが、1開催あたりの開催日数は2~6日間と数日間に渡っています。
初心者がつまずきやすい部分でもありますが、競輪は独自の勝ち上がり方式でレースが行われており、初日の成績が2日目の番組に反映され、同様に2日目の成績が3日目の番組に反映されて行きます。

最も開催数が多いのは[FⅡ]の3日間開催で、この場合決勝戦は3日目に行われます。
選手は決勝戦に勝ち上がれるように一生懸命走ります。

[FⅡ]開催では、A級1・2班戦に45名、A級3班チャレンジ戦に35名が出場し、それぞれ決勝戦に勝ち上がれるのはA級1・2班戦で9名、A級3班チャレンジ戦で7名のみとなっています。

そして、決勝戦を1着でゴールした選手がその開催の優勝者となります。

ではどのような勝ち上がり方式になっているのでしょうか。
下記の図をご覧ください。

勝ち上がり方式(FII開催の場合)

A級1・2班戦

開催期間:3日間
1日あたりのレース数:5レース
出場選手数:45名

勝ち上がり方式

FⅡ開催ではこのように優勝者が決定されます。

今回はFⅡ開催を例に挙げてみましたが、それぞれのグレードごとに勝ち上がり方式が存在します。
そのため、競輪初心者にとってはとっつきにくい部分ですが、好きな選手を見つけ、その選手を追って行くことで自然と覚えていけると思います。

その他の勝ち上がり方式は競輪の公式サイトkeirin.jpのトーナメント表・賞金表ページをご参照下さい。


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